免疫のこと気になりますよね。
いくら注意してもウィルスや病原菌が侵入してしまうことはあります。
そのときは免疫に頼るしかないですものね。
巷には「免疫力を上げる」「免疫力アップ」をアピールする健康食品が溢れています。
このことにドクター達が「免疫を高める(上げる)成分はまだ見つかっていませんよ。嘘の宣伝に騙されないでくださいね。」と警鐘を鳴らしています。
TV等で活躍する有名な女医さんがユーチューブで「免疫を高めることはできません」と発信しているのを拝見したこともあります。
じつは、免疫は筋肉にように鍛えれば強くなるというものではないんです。
また、何かを摂取すると強くなるというものでもありません。
各自が持っている免疫力の上限は決まっていて、十分な睡眠 ・栄養が偏らない食事 ・適度な運動などを怠ると簡単に落ちてしまうものなのです。
なので、巷で言う「免疫アップ・免疫が上がる」などの宣伝文句は、自分が持っている免疫力がパワーアップするのではなく、生活環境や不摂生により落ちてしまった免疫を元に戻すと理解するのが正しいのです。
自分の免疫はパワーアップ出来ると思っていた人はガッカリしてしまいますよね。
でも、期待してください。
厚生労働省の健康情報サイトに気になる記事を見つけました。
免疫を高められる唯一の物質
免疫とは40種類くらいある免疫細胞が連携してウィルスや病原菌と戦うシステムのことです。
厚生労働省の健康情報サイトが「善玉菌の体を構成する物質には、体の免疫機能を高める効果も報告されています。」との情報を発信しています。
善玉菌の体を構成する物質とは、当ブログで整腸効果が高い物質として紹介している「乳酸菌生産物質」のことだと思われます。
善玉菌の代表の乳酸菌が私達の腸内で作っている分泌物が乳酸菌生産物質なのですが、この物質は分泌後、乳酸菌の一部のようにアメーバ状に付着しています。
そして、量が多くなると分離して血管を通じて細胞に吸収され私達の体に有益に働きます。
乳酸菌生産物質の詳細ついては『腸の中で作られる「乳酸菌生産物質」という不思議な発酵物質』の記事をお読みになってくださいね。
乳酸菌生産物質が免疫細胞にスタミナを与える
乳酸菌生産物質の中には300種類以上の健康成分が含まれていて、免疫細胞にスタミナ(持久力)を与えることが出来る成分も含まれているようです。
腸内で作られたこの物質は腸壁から吸収され血液に乗って体中の免疫細胞に届けられます。
その結果、免疫細胞にスタミナがつき、免疫が高まるのです。
私達の免疫は十分に強いので、ウィルスや癌細胞と長く戦えるスタミナがつけば「ウィルスや癌細胞に十分戦える」と言っても納得して頂けると思っています。
免疫学者や腸の専門医の間では、乳酸生産物質が免疫を高めることが知られています。
そこで、厚生労働省サイトで情報が発信されたのだと思われます。
乳酸菌生産物質という免疫細胞にスタミナを持たせ「免疫を高める」力がある物質があることを憶えて下さいね。
免疫を高めるには腸内細菌を整える
免疫とは40種類くらいある免疫細胞が連携してウィルスや病原菌と戦うシステムのことです。
私達の体は、毎日、5000個の癌細胞が発生し、ウィルスや病原菌の侵入に脅かされています。
それらの外敵から私達を守ってくれているのが免疫です。
しかし、免疫は ①十分な睡眠 ②栄養が偏らない食事 ③適度な運動 を心がけないと弱くなってしまうものなのです
ウィルスの感染や発症を防ぐための最大の対策は、普段から生活習慣と腸のコンディションを整えて、いつでも免疫が活躍できる状態にしておくことが大事です。
それには「腸内細菌」が重要な役割を担っています。
免疫学には「免疫力を高めるには腸内細菌を整える」という言葉があります。
腸内細菌には、免疫の働きを高めて、病原体の侵入や感染を防ぐ働きと、逆に行き過ぎて暴走した免疫を抑制し、アレルギー性疾患(花粉症等)や自己免疫疾患(関節リウマチ等)を防ぐ働きがあり、免疫機能のバランスを整えていることが分かっているからです。
腸内細菌を整えるとは、腸内環境を善玉菌優位にすることです。
そして、善玉菌を優位にする力に優れているのが、乳酸菌生産物質です。
乳酸菌生産物質は、免疫細胞にスタミナを与えたり、腸内細菌を整えたりと腸の中で大活躍して私達を健康に導いてくれる健康物質なのです。
腸が元気なら免疫は最大限に活躍する
小腸にはパイエル板という免疫細胞の70%が待機している場所があります。
そして、腸の中では乳酸菌が免疫細胞にスタミナを与える物質を作っています。
さらに、その物質(乳酸菌生産物質)が腸内細菌を整えて免疫システムが最大限に機能するように働いています。
つまり、腸が元気なら免疫システムが最大限に機能するということです。
腸を大事にして自分の免疫がいつでも戦えるように準備しておきたいですね。
免疫は強すぎないことが大事
私達の体の中では、毎日5000個の癌細胞が発生しています。
そして、簡単にウイルスや病原菌が侵入してきます。
これらの外敵と戦ってくれているのが免疫システムです。
免疫が弱っていると簡単に癌細胞は増え、ウイルスの攻撃により生命の危機に陥ってしまいます。
体のコンデイションが良いとき、私達の体に備わっている免疫は癌やウイルス等に対して十分に強いです。
逆に、強すぎてしまうと悪さをすることがあります。
免疫が強くなり過ぎて暴走することにより起こるのが花粉症やリウマチです。
※免疫が関係しているものに花粉症があります。花粉症と腸活については「腸活でつらい花粉症が楽になる」の記事でも書いていますのでこちらもお読みくださいね。
私達の体に備わっている十分に強い免疫。
この免疫にスタミナがあれば無敵と思いませんか?
この免疫にスタミナを持たせることができるのが乳酸菌生産物質です。
体のコンディションが良ければ十分に強い免疫ですが、 ①十分な睡眠 ②栄養が偏らない食事 ③適度な運動(散歩程度) を心がけないと簡単に落ちてしまいます。
免疫が落ちない生活習慣、そして、落ちてしまったら戻す生活習慣が大事です。
そして、免疫をケアしたいと思ったら、乳酸菌生産物質を摂取するのもひとつの方法です。
乳酸菌生産物質は、腸で吸収されたら血液に乗って直接細胞に届くので無駄なく免疫細胞に働きかけます。
腸を元気にすれば免疫は高まる
免疫学には「免疫力を高めるには腸内細菌を整える」という言葉があります。
免疫の働きを高め、免疫を調節して暴走を防ぐために大きく関わっているのが「腸内細菌」だからです。
バランスが良好な腸内細菌は健康の根本を支える様々な役割を果たしています。
腸内細菌には、病原体の侵入を阻止したり、免疫を活性させて感染を防止したり、逆に行き過ぎた免疫を抑え、アレルギー性疾患(花粉症など)や自己免疫疾患(リウマチなど)を防ぐ働きがあるのです。
私達の「腸」には、体内の70%と最も多くの免疫細胞が集まっています。
腸内細菌が免疫機能のバランスを整えていることも分かっています。
そして、腸の中では免疫を高める乳酸菌生産物質が作られています。
腸は健康の要です。
みなさん、腸を大事にして若々しく健康であって下さいね。